2015年5月12日
株式会社MITシステム研究所


アウトバウンドコンタクトセンターシステム向け 自動ダイヤルソフトウェア「Quick eDialer」の発売開始
~ アウトバウンド業務の成約率と効率化を実現する“プレディクティブ型”オートダイアラー ~


 株式会社MITシステム研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:水尾恒雅、以下MITシステム)は、このたび、アウトバウンドコンタクトセンターシステム向け自動ダイヤルソフトウェア「Quick eDialer」の発売を開始致しました。
 「Quick eDialer」は、複数のコールリストから時間帯別にスケジュールしながら予測発信(プレディクティブ機能)を行う自動ダイヤルソフトウェアです。コールリストに基づいて、多様かつきめ細かなコーリング制御を行い、効率的なオペレータ管理と成約率の向上をサポートします。管理者向けにオペレータの架電状況や結果を、リアルタイムにモニタしたり、時系列分析したレポートを出力し、オペレータ管理が容易になります。また、オペレータの会話状況をリアルタイムにモニタリングすることも可能です。  本ソフトウェアは下記の関連製品と連携し、お客様の業務内容、適用条件に応じた、アウトバンドコンタクトセンターシステムを迅速かつ簡単に構築する事ができます。
・コンタクトセンターCRMパッケージ 「Quick CRM」
コールリストの作成やオペレータ画面作成、顧客応対処理を行うソフトウェア製品
・ワークフォース管理ソフトウェア  「Quick WFM」
過去の架電履歴を分析し、曜日・時間帯別に最適なオペレータシフト、コールリスト作成を行うソフトウェア製品
 さらに、IP-PBX「Quick mPBX」や通話録音「Voice Catcher」等の音声関連ソフトウェア製品と連携し、より高度なアウトバウンドソソリューションが可能となります。

 MITシステムでは、従来より、テレマーケティングやインサイドセールス等アウトバウンド業務に重要な“コンタクト率”と“承諾率”の向上と、最適な“オペレータ管理”を実現する為の“ICT技術を駆使したコンタクトセンターシステム”を迅速かつ簡単に構築できる「アウトバウンドコンタクトセンターソリューション」を提供してまいりました。
「Quick eDialer」は、このソリューションをさらに強化を図る新製品です。

「Quick eDialer」の特徴は次の通りです。

1.多彩なコールモード
架電件数を優先にしたり、アイドル時間を減らしたり、丁寧にかけたいなど、オペレータや顧客の状況により、コール は変わります。架電の状況に応じた多彩なモードをご用意しています。
各々コールモードは架電中に、スムーズに切り替えも可能です。
①プレビューコール
オペレーターが顧客情報を確認しながら、電話をかけるモードです。オペレータが過去の架電結果を参照して、 トークシナリオをイメージして、顧客へコールする場合に最適です。
②プログレッシブコール
システムがコールリストに従い、オペレーターの空き状況を見ながら、オーバーコールを発生させないように、 自動的にコールをかけるモードです。効率的に多くの顧客へコールする場合に最適です。
③プレディクティブコール
システムがコールリストに従い、オペレーターの架電状況を予測(プレディクティブと称す)しながら、自動 的にコールをかけるモードです。オペレータのアイドルタイムをなくしつつ、大量に顧客へコールをする場合 に最適です。

2.多様なコールリスト制御
架電状況により、フレキシブルかつ簡易なオペレーションでのコーリング制御を可能としています。
・コールスケジュールによる架電
成約率は、顧客属性(年齢、性別、地域等)と曜日、時間帯によって異なります。あらかじめ、コールリストの スケジュール(開始時間、終了時間、順番等)を設定しておけば、管理者の介在を必要とせずに、自動的にスケ ジューリングされた時間に発信を行います。もちろん、誰がどのコールリストで発信をするかも設定が可能です。
・コールリスト単位での制御
登録された下記の情報に基づき、コールリスト単位で、諸々の制御が可能です
  ペース制御、架電禁止情報、開始・終了時間、目標管理、架電可能曜日、発信者番号通知情報、ACD方式等
・コールモードの切り替え
プレディクティブコールで架電していたコールリストをワンタッチでプレビューに切り替え可能です。
・コールリストの自動切り替え
指定された時間になるとコールリストを自動的に切り替えます。コールリストに架電開始・終了時間を指定して 複数登録しておき、時間が来ると自動的にコールリストを変更して架電が可能になります。
・グループでの架電制御
複数のグループを登録することが可能で、グループ毎に独立してコールリストを架電します。
また、グループ間でコールリストの移動、コピーが可能であり、進捗率の低いコールリストを複数のグループで 同時に架電することも可能です。

3.きめ細かなコーリング制御
オーバコール時の対応処理や即架電禁止処理等顧客への配慮した仕組みを提供します。
・オーバコール時の対応処理
オーバコールの発生を極力低減させ架電効率をあげる為に、予測発信によるペース制御を行います。
架電中に取得出来る情報を監視しながら自動的に架電ペースを変更することが出来ます。
また、オーバコール発生時には現在、後処理中のオペレータがあれば、一旦、後処理を終わらせてから、呼を転送 して凌いでもらうことが可能です。
・即架電禁止処理
架電禁止(即禁止を含む)の対象は、①地域指定 ②局番指定 ③電話番号指定 の3種類用意しています。
特に、携帯電話への架電には、従来の局番を利用した架電禁止だけなく、地域指定により架電禁止が可能です。
・目標値管理
コールリストに指定された架電処理の目標値で架電停止する事が可能です。
架電結果の種類は、最大で3種類指定可能で、目標値は、業務単位、コールリスト単位で設定可能です。
・充実したACD機能
以下の4種類のACD(オペレータへの割り当て)機能を提供します。
  ①最大待ち優先、②会話時間均等割り当て、③ラウンドロビン、④スキルベース(カスタマイズ可能) 

4.様々な管理モニター、レポート
管理者向けの架電状況のリアルタイム表示や、統計分析レポートを標準装備し、オペレータの会話状況をリアルタイムにモ ニタリングしたり、通話録音を検索して、再生することも可能です。
・管理者向けの架電状況のリアルタイムモニター
標準で、グループ別業務別状態表示、エージェント別成績表、業務別成績表、ステータス表示 等を装備します。
・管理者向けの、統計分析レポート
標準で、時系列エージェント別成績表、時系列業務別成績表 等を装備します。
また、別製品の簡易レポート作成機能「Quick eReport」よるお客様固有レポートのカストマイズも可能です。
・モニタリング機能
オペレータの会話状況をリアルタイムにモニタリングすることが可能です。
さらに、別製品の通話録音ソフト「Voice Catcher」と組み合わせれば、架電結果(例えば、成約した顧客)に対 応した通話記録のみを検索して、再生する事も可能です。

<アウトバウンドコンタクトセンター システムイメージ>


 MITシステムは、“コンタクトセンターシステムのトータルソリューションプロバイダー”として、5000社以上のお客様への導入実績があり、“オンリー・ワン製品”の提供、“ワンストップ・ソリューション”の提供を行い、コンタクトセンターシステムの構築をサポートしています。本製品も、数多くのお客様のご意見、ご要望を反映して製品化、ソリューション化したものです。
今後も、MITシステムでは、本製品をさらに強化を図り、より良いコンタクトセンターソリューションを提供してまいります。
<本件に関するお問い合わせ先>
  株式会社MITシステム研究所
     電話:03-6673-4940
     E-mail:info@mitsys.co.jp
     URL:http://www.mitsys.co.jp